私が鼻うがいをするようになったきっかけは、好酸球副鼻腔炎で手術をすることになってからなのですが、
今では、鼻うがいの効果が素晴らしく、
嫁、子供の家族全員が、毎日鼻うがいをしています!
特に最近は、新型コロナ感染予防として帰宅後及び就寝前の2回鼻うがいをしています!
鼻うがいは、ハウスダストや、花粉、鼻水、菌などを洗い流してくれます!
そんな鼻うがいのやり方は紹介したいと思います。
鼻うがいは痛いのか?
初めての方は、鼻の中に水を通すのにすごく抵抗があると思います。
鼻の中に水入るの?
痛そう!?
などいろんな思いがあると思いますが、結論から言うと、
全然痛くありません!!
鼻うがいをすると、
- 1回で不安解消!
- 3回で慣れる!
- 3週間で、やらないとムズムズする
くらいに習慣になってくるはずです!!
鼻うがい 使う道具と材料
鼻うがいに使う水を入れる容器ですが、以下で紹介するニールメッドから発売されているサイナスリンスボトルがお勧めです。
これを使って鼻うがいをするやり方を紹介します。
鼻うがいに使う道具と材料を紹介します。
鼻うがい用のボトル
おすすめは、サイナスリンスのボトルです。
これを使ったきっかけは、お医者さんに薦められたことですが、
使い続けている理由はシンプルで安いことが一番の理由です。
他の用具もあるのですが、「メンテナンスが必要なこと」と「価格が高い」が毎日使う物としては、ネックになりました。
ですから、このサイナスリンスのボトルをずっと使い続けています。
このサイナスリンスは、1ボトル240ミリリットルです。
耐熱計量カップ
冬場の寒いときなど、人肌に温めるときに使います。
また、水を計る時にも使います。
1ボトル分の鼻うがいであれば、直接レンジでチンが出来るので、計量もしないですし、「耐熱計量カップ」は不要です。
2ボトル分の鼻うがいをする場合は、500ミリリットルを計り、レンジでチンする為にこれを使います。
↑私が使ってる耐熱軽量カップです!
500ミリリットルペットボトル
1ボトル分の鼻うがいであれば、不要です。
塩を入れて混ぜるのにするときに使います。
煮沸した水
水道水や浄水でも問題ないと指導されたり、文献に書いてあったりします。
しかし、「鼻うがい アメーバー」で検索してもらえばわかりますが、水道水をそのまま使うのはちょっと怖いので、殺菌を目的として煮沸した水を使っています。
これは、あくまで個人の判断です。
塩またはサッシェ(リフィル)
鼻うがいに使用する水は、普通の真水だと鼻がつーんと痛くなります。
ですから、使用する洗浄液として、生理食塩水を作るために塩を使います。
普通の食品用食塩です。スーパーに売っている精製塩です。
サイナスリンスに付属しているサッシェ(約96%の塩化ナトリウムと約4%の重炭酸ナトリウム)を使ってもいいです。リフィルとも言います。
ただし、毎日鼻うがいをするにはコストがかかるので、サッシェが無くなれば精製塩で十分です!
私はずっと精製塩です!
お医者さんからも塩でいいといわれています。
|
関連ページ:鼻うがい1回するのにいくらかかるのか?
鼻うがい 準備
水を煮沸させて、冷やしておく
使用する分の水(240ミリリットルまたは480ミリリットル)を電気ケトルや鍋を使って煮沸させます。
煮沸したての場合は、熱すぎて使えないので、常温になるまで冷やしておきます。
生理食塩水を作る:1ボトル分の時
塩またはサッシェをサイナスリンスに入れる
水をそのまま鼻うがいすると鼻奥が痛くなるので、食塩水を作ります。
鼻うがいに使うのは厳密にいうと0.9パーセントですが、これより薄くならなければ問題無いので約1%の食塩水を作ります。
よって、2.5グラムの塩をサイナスリンスへ入れます。
サッシャであれば1袋を入れます。
サイナスリンスに煮沸水を入れてシャッフル
塩等を入れたサイナスリンスに煮沸水を入れ、穴を塞ぎシャッフルし、塩を完全に溶かします。
レンジで水を温める
常温のまま鼻うがいをするのであれば、温めは不要です。
文献によっては、冷やした水を使うと上咽頭が鍛えられる等の記載もありますので、水温は好みです。
お医者さんから薦められたのは約40度でしたので、様子を見ながらレンジでチンしましょう。最初は、少しずつ温めていき、何ワットで何分すれば水が好みの温度になるか確認しながらやります。
チンしすぎると、サイナスリンスボトルがフニャフニャになるので気を付けた方がいいです。
ちなみに、私は、冬場は約40℃、春から秋は常温で鼻うがいをしています。
以上で1ボトル分する場合の準備完了です。
生理食塩水を作る:2ボトル分の時
煮沸水を温める
常温で鼻うがいをする場合は、ここは飛ばします。
冷めた煮沸水を耐熱計量カップに500ミリリットル入れて、レンジでチンします。
お医者さんから薦められたのは約40度ですので、私の場合は、800Wで1分~1分40秒チンしています。
この時間は、気温によって変動します。
ただし、文献によっては、冷やした水を使うと上咽頭が鍛えられる等の記載もありますので、水温は好みです。
私は、冬場は約40℃に温めていますし、春から秋は常温水で鼻うがいをしています。
塩またはサッシェをペットボトルに入れる
水をそのまま鼻うがいすると鼻奥が痛くなるので、食塩水を作ります。
鼻うがいに使うのは厳密にいうと0.9パーセントですが、これより薄くならなければ問題無いので約1%の食塩水を作ります。
よって、2ボトル分=2回分である500ミリリットルに対して、5グラムの塩をペットボトルに入れます。
サッシャであれば2袋を入れます。
ペットボトルに煮沸水を入れてシャッフル
塩等を入れたペットボトルに煮沸水を入れ、穴を塞ぎシャッフルし、塩を完全に溶かします。
食塩水をサイナスリンスへ移す
作った食塩水をペットボトルから、サイナスリンスに注ぎます。
1ボトル分、片方の鼻うがいが終われば、残りの食塩水をサイナスリンスへ入れてもう1ボトル分を使います。
以上で2ボトル分する場合の準備完了です。
鼻うがいのやり方
準備が整ったところで、
サイナスリンスをもって洗面所に行きましょう!
お風呂入るときにお風呂場でやってもOKですね。
子供たちは風呂場でやっています。
鼻うがいをするステップ
- 顎を少し引き、顔を少し下向き加減にする
- サイナスリンスの穴を鼻の穴にあてる
- 右穴から鼻うがいをするときは、右手でサイナスリンスを持つ
(左穴から鼻うがいをするときは、左手でサイナスリンスを持つ) - サイナスリンスを握り、水を鼻の中に通す
※一気に水を通すと、圧力が高くなって耳によくありませんので、一握り約3秒以上かけてゆっくり水を通します。
この時、うまくいかない場合は、「アー」と少し声を出しながらやるとうまくいきます。
・右穴から鼻うがいをすると、左穴と口から水が出てきます。
・左穴から鼻うがいをすると、右穴と口から水が出てきます。
- 左右でサイナスリンス1ボトル分を使うときは、半分くらい減ったら、片方をする
(左右でサイナスリンス2ボトル分を使うときは、1ボトルで右穴、1ボトルで左穴としますので、1ボトル分無くなったら、ペットボトルで補充してください) - 終わったら軽く鼻をかみます。
少し鼻の中に水がたまってるので、出しておきます。
上記までは、どこでも紹介されているようなことを私なりのアレンジで紹介しましたが、これ以降はあまり書かれていません。
鼻うがいをすると、副鼻腔の中に鼻をかんでも出ない水がたまります。
これは、鼻うがい後のふとした時に、鼻からピュッと出るときがあります。
鼻うがいしてる人の中では「あるある話」だと思います。
このふとした時にピュッと出ないように少しだけ、やり方を追加します。
上記の鼻うがい後、鼻をかむ前に、
頭を左横に90度、右横に90度倒すなどの動き
を加えてみてください。
すると、水が喉の奥を通っていく場合があります。
これが、ふとした時にピュッと出る水の元です!
全く出ない人もいますので、出ない場合はこれをする必要はありません。
私や嫁は、このピュッと出る水が副鼻腔にたまっています。
この水は、お医者さん曰く自然と抜けていくからということなので、鼻うがい後すぐに人前に出るときとかはやっておいた方が良いと思います!
注意事項
鼻うがいをするときは、以下のことについて注意してください。
鼻うがい時は、サイナスリンスを一気に強く握らないこと
水が耳の方に流れて中耳炎になる可能性があります。
※私は、鼻うがいを始めた頃、流速を早めると鼻の中がきれいになると思って、ビュービューっときつくやったことがあるのですが、耳の方からパキッという音がして、耳鼻科に見てもらったことがあります(汗
鼻うがいが終わった10~15分後は、絶対に強く鼻をかまないこと
水が垂れてくるので、本当にやさしく、かるく水を出す感じで噛むのは問題ありません。
きつくかむと上記と同じく中耳炎になる可能性があるので、絶対にやめてください。
映像も合わせて見た方が分かりやすいと思うので、以下のYouTubeを確認ください。
以上で私と家族全員がやっているサイナスリンスを使った鼻うがいのやり方紹介でした!
参考ページ
鼻うがいに関する関連記事を紹介します。
毎日する鼻うがいですが、維持費がいくらするのか算出しました。
鼻うがいは1回いくら?費用・コストを算出!!
激痛?慢性副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎)の手術体験記!
鼻うがいをするきっかけになった慢性副鼻腔炎に関する手術について。
手術費用 公開!慢性副鼻腔炎(好酸球性副鼻腔炎)体験ブログ!
慢性副鼻腔炎の手術費用について。