洗濯機と測定条件
使用した洗濯機の仕様
今回、消費電力を測定し電気代を調べたのは
日立製のヒートリサイクル 風アイロンビッグドラムのドラム式洗濯機
スペック：洗濯容量：11kg 乾燥容量：6kg
BD-SV110CL
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測定条件
今回電気代を測定する条件は以下の通りです。
洗濯物重さ：乾燥最大量の6キロ
気温：洗濯置き場 30度
洗濯機除湿方式：水冷※
※水冷式は電気代が高くなります。
消費電力を測定する装置：消費電力チェッカー（ワットチェッカー）
洗濯だけ消費電力と電気代
洗濯物6キロを洗濯しました。
通常の洗濯→脱水となります。
消費電力量
消費電力を計測した結果、
消費電力量：0.07kWh
となりました。
電気代
消費電力量0.07kWhに電気代の目安単価をかけ合わせます。
0.07kWh×31円＝2.17円
以上より、洗濯のみの電気代は2.17円（税込み）となります。
洗濯乾燥の消費電力と電気代
洗濯物6キロを自動運転の洗濯⇒乾燥をして電気代を測定します。
消費電力量
消費電力を計測した結果、
消費電力量：2.54kWh
洗濯時間は、4時間ちょっとでした。
消費電力を測定するのは以下のチェッカーです。
電気代
消費電力量2.54kWhに電気代の目安単価をかけ合わせます。
2.54kWh×31円＝78.4円
以上より、洗濯＆乾燥の電気代は78.4円（税込み）と
※洗濯・乾燥の電気代や消費電力量は、気温や洗濯物の重さなどの影響で変動します。
日立ビッグドラムの乾燥暖気代は高い？
日立のドラム式洗濯機 ビッグドラムは、乾燥にヒーター式を採用しているので電気代が高くなります。
パナソニックやシャープなどはヒートポンプ式で乾燥している為に電気代が安くなります。
最近は日立もヒートポンプ式が出たようですので、以前よりは電気代が安くなると思われます。
電気代を考えて洗濯機を購入するのであれば、こちらの↓記事も参考にしてみてください。
シャープのドラム式洗濯機の電気代は？
日立のドラム式掃除機と同じく、シャープのドラム式洗濯機の電気代も実測しています！
どれくらい違うのか参考にしてください。
日立ビッグドラムの乾燥は臭い！
電気代とは話が少し変わりますが、この洗濯機の乾燥運転時に「臭い」のことに少し触れたいと思います。
乾燥 臭い原因
購入当初、初めて洗濯⇒乾燥運転をした時のことです。
完了時間表示が3時間以上あったので、その間に外出をしました。
帰宅後、玄関を開けると、激臭・下水臭！！！！！
臭いの元は、洗濯機からで、もちろん洗濯物も臭く、洗いなおしました・・・
色々調べてみると、除湿方式が「空冷」の場合は、排気を排水口に捨てるため、家庭の環境によってはうまく排気できないため、下水臭がするとのことでした。
臭い 解決策
乾燥時に臭い状態を解決するには、除湿方式を「空冷」⇒「水冷」にすれば良いです。
「水冷」に変更すると、排気を排水口に捨てず、水で冷却して捨てるので、下水臭はしなくなります。
ただし、「水冷」にすることで、水量が20リットル増えるのと、ヒートリサイクルを使わなくなり、ヒート式になるので電気代が上がります。
そもそも日立のビッグドラムは、ヒートリサイクル方式という日立の独自技術で熱を回収する仕組みで省エネを計っていると謳っています。
それが良いと思って購入したのですが、結局は臭い対策の為に「水冷」にすることで省エネでは無くなってしまいます！
水冷方式変更方法
臭いがする場合の解決策として、除湿方式を、「空冷」⇒「水冷」に変更する方法は洗濯機の説明書に記載がありますのでそれを参照してください。
流れだけ紹介します。
取扱説明書にあるとおりに設定します。
・電源が切れた状態から、電源ボタンをON
・「乾燥」ボタンを長押し3秒以上押す
・表示が「0」の時が「水冷」
・この状態で電源を切る
これで設定完了です。
戻すときは、表示を「1」にすると「空冷」になります。
最後に・・・
今回購入した日立製の洗濯機は、我が家とは相性が合いませんでした。
臭いもですが、省エネじゃなくなるのが耐え難かったです。
それを友人と話していると、「乾燥はあまりしない」、「ドラム式洗濯機が欲しい」と言う事で、買値の○万円引きで譲ることになりました！
その後、我が家に来たのは、正真正銘のシャープのヒートポンプ式のドラム洗濯機です。
ヒートリサイクル式の日立ビッグドラムの消費電力を実際に計測
を紹介しています。
なお、家電公取協に記載の現在の目安単価は、令和4年7月22日に改定された31円/kWh(税込)を採用しています。